リキアイエイト（1987年生、母マヒナーシロー）

Rikiai Eight

1987.04.25

リキアイエイト（1987年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシヤンペンチヤーリー（当時17歳）と交配したマヒナーシローが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地15戦2勝。主な勝ち鞍は1990年の4歳500万下。

経歴

デビュー前

松田正弘厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1989年）

9月3日、デビュー戦は佐藤正雄騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館ダート1000m 小雨/不良）に出走。馬体重は508kg。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のレイクアグネスを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

9月23日、中2週で迎えた2戦目は、2歳オープンのコスモス賞（函館芝1700m 晴/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で佐藤正雄騎手（1戦1勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

10月14日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、2歳オープンの萩ステークス（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤正雄騎手（2戦1勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

12月24日、中9週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた4戦目は、3歳400万下（阪神ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤正雄騎手（3戦1勝）。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。

3歳（1990年）

1月7日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた5戦目は、4歳500万下の七草賞（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤正雄騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びを欠き4着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた6戦目は、4歳500万下の寒梅賞（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤正雄騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

2月3日、中1週で迎えた7戦目は、4歳500万下の飛梅賞（阪神ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤正雄騎手（6戦1勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた8戦目は、4歳500万下（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で佐藤正雄騎手（7戦1勝）。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

3月11日、中2週で迎えた9戦目は、佐伯清久騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のアイゼンルドウを半馬身振り切って2勝目を獲得した。

3月25日、中1週で迎えた10戦目は、3歳G3の毎日杯（阪神芝2000m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は佐藤正雄騎手（8戦1勝）。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず13着に終わった。

4月21日、中3週で迎えた11戦目は、3歳オープンの若草ステークス（京都芝2400m 外回り 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤正雄騎手（9戦1勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

4歳（1991年）

2月23日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、5歳以上900万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤正雄騎手（10戦1勝）。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

3月10日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた13戦目は、5歳以上900万下（中京ダート1700m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は佐伯清久騎手（1戦1勝）。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた14戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐伯清久騎手（2戦1勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、3着を確保した。

4月6日、中1週で迎えた15戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の栂尾特別（京都ダート1800m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で佐伯清久騎手（3戦1勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に敗れた。