テイエムクロピカ（2008年生、母テイエムカッサイ）

テイエムクロピカ（2008年4月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋黒光りする様。本馬毛色より連想」。毛色は青毛。種牡馬のテイエムオペラオー（当時12歳）と交配したテイエムカッサイが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は日高テイエム牧場（株）。戦績は、地方44戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は2013年の揖斐賞(一般C14)。

経歴

デビュー前

山中輝久厩舎（笠松）へ入厩。

4歳（2012年）

4月4日、デビュー戦は筒井勇介騎手を鞍上に据えて、一般C28（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。馬体重は441kg。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では卓抜な伸びを見せたが、カレラに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

4月23日、中2週で迎えた2戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のけんじ&さゆみ結婚おめでとう杯（笠松ダート800m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったマニプリダンスに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

5月7日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、一般C26（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のマハリクマハリタに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

5月25日、中2週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた4戦目は、板取川特別（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉井友彦騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

6月12日、中2週で迎えた5戦目は、一般C23（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井友彦騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッとキレる脚を見せたが、マイアイゼーレに交わされて2馬身差の2着となった。

6月28日、中1週で迎えた6戦目は、よしやす&かおり結婚おめでとう（笠松ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉井友彦騎手（4戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のヤンキーズボーイに2馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

7月16日、中2週で迎えた7戦目は、岐阜信用金庫杯（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉井友彦騎手（5戦2勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。

7月26日、中0週で迎えた8戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉井友彦騎手（6戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

8月15日、中2週で迎えた9戦目は、田川等定年退職おめでとう記念（笠松ダート800m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で吉井友彦騎手（7戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のスズランクリークに2馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

8月30日、中1週で迎えた10戦目は、揖斐特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で吉井友彦騎手（8戦3勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に敗れた。

9月14日、中1週で迎えた11戦目は、水素水36モンド金賞受賞杯（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で吉井友彦騎手（9戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた12戦目は、すすき特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で吉井友彦騎手（10戦3勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

10月12日、中1週で迎えた13戦目は、一般C15（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた14戦目は、一文字菊特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた15戦目は、一般C15 18（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で筒井勇介騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた16戦目は、湯前良人騎手を鞍上に迎えて、一般C18（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

12月14日、中2週で迎えた17戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた18戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C19（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。

5歳（2013年）

1月11日、中1週で迎えた19戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、一般C21（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた20戦目は、牝馬限定の一般C22（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は大原浩司騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

2月13日、中2週で迎えた21戦目は、山下雅之騎手を鞍上に迎えて、一般C22（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた22戦目は、住信SBIネット銀行杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下雅之騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた23戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下雅之騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

4月12日、中3週で迎えた24戦目は、牝馬限定の一般C18（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（11戦3勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた25戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手（12戦3勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

5月17日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた26戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大原浩司騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた27戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したトーセンヘネシーを捕まえ切れず、6馬身差の2着となった。

6月14日、中1週で迎えた28戦目は、伊吹賞（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大原浩司騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた29戦目は、「ペ君」、がんばれ!（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（13戦3勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

7月12日、中1週で迎えた30戦目は、一般C16（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大原浩司騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた31戦目は、一般C15（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は湯前良人騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に敗れた。

8月16日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた32戦目は、市川豊馬術一級審判員賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大原浩司騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

8月29日、中1週で馬体重を前走から15kg戻して迎えた33戦目は、揖斐賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（14戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るタップランを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

12月30日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から8kg絞って迎えた34戦目は、かさオク・サンクス賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大原浩司騎手（7戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

6歳（2014年）

1月10日、中1週で迎えた35戦目は、一般C15（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（8戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で追い上げたが、勝ったスプリングマジックに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

1月24日、中1週で迎えた36戦目は、一般C14（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大原浩司騎手（9戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に敗れた。

2月12日、中2週で迎えた37戦目は、一般C15（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大原浩司騎手（10戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた38戦目は、森島貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C13 16（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた39戦目は、好きです、笠松けいば（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で森島貴之騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

4月10日、中3週で迎えた40戦目は、吉野桜特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大原浩司騎手（11戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた41戦目は、青葉特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（15戦4勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた42戦目は、屋形船特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山下雅之騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた43戦目は、板取川特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

6月20日、中2週で迎えた44戦目は、焼岳特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（16戦4勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。