マイネルヴェルク（1992年生、母マイネレーベン）

マイネルヴェルク（1992年3月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のタマモクロス（当時8歳）と交配したマイネレーベンが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）ビッグレッドファーム。戦績は、中央平地9戦1勝2着1回、地方7戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は1995年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

秋山雅一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1995年）

3月5日、デビュー戦は亀山泰延騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。馬体重は450kg。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、壮絶なハイペースで集団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、ドイスボランチに交わされて9馬身差の2着となった。

3月19日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で亀山泰延騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

4月2日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で亀山泰延騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、後続を2馬身以上離して、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のサンエイライデンに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月29日、中3週で迎えた4戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

4歳（1996年）

9月15日、約17か月の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた5戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は亀山泰延騎手（3戦1勝）。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（中山芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で亀山泰延騎手（4戦1勝）。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って10着に敗れた。

10月12日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（東京ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に敗れた。

11月10日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。端をきり、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

12月1日、中2週で迎えた9戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はガス欠状態になり14着に敗れた。

5歳（1997年）

3月4日、約3か月の休養明けで迎えた10戦目は、高橋和宏騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ C2イ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月6日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた11戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、一般C1イ（宇都宮ダート1400m 雨/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったセイエイグローリからクビ差の2着に甘んじた。

4月22日、中1週で迎えた12戦目は、野木英文騎手を鞍上に迎えて、一般C1（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は早川順一騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月25日、約6か月の休養明けで迎えた14戦目は、大木義一騎手を鞍上に迎えて、一般C2ロ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月19日、中3週で迎えた15戦目は、一般C2ロ C3イ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大木義一騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2ロ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で大木義一騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。