コスモハクウ（2005年生、母ハートチェック）

コスモハクウ（2005年3月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋白雨」。毛色は鹿毛。種牡馬のスターオブコジーン（当時17歳）と交配したハートチェックが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は星川牧場。戦績は、中央平地16戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2008年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、星川牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ビッグレッドファームによって262.5万円で落札された。

柄崎孝厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

11月23日、デビュー戦は柄崎将寿騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は524kg。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

12月9日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柄崎将寿騎手（1戦0勝）。18頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり11着に敗れた。

3歳（2008年）

1月19日、中5週で迎えた3戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

2月9日、中2週で迎えた4戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2400m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、勝ったメインストリームに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

3月1日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

3月30日、中3週で迎えた6戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。18頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出したが、4着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた7戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2500m 曇/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

5月10日、中3週で迎えた8戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2400m 雨/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のクレプスキュールを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

5月24日、中1週で迎えた9戦目は、3歳500万下の早苗賞（新潟芝2400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は鮫島良太騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

6月15日、中2週で迎えた10戦目は、3歳500万下（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（1戦1勝）。17頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では決め手が足りず10着に敗れた。

4歳（2009年）

4月19日、約10か月半の休養明けで迎えた11戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の米沢特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

5月10日、中2週で迎えた12戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝2400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

5月24日、中1週で迎えた13戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の胎内川特別（新潟芝2200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に敗れた。

11月29日、約6か月半の休み明けで迎えた14戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京芝2400m 曇/良）に出走。18頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは18番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に終わった。

5歳（2010年）

1月10日、中5週で迎えた15戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

2月6日、中3週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。