キミハツヨイ（2004年生、母キミガヨ）

キミハツヨイ（2004年4月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「君は強い」。毛色は鹿毛。種牡馬のホワイトマズル（当時14歳）と交配したキミガヨが16歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は大典牧場（有）。戦績は、中央平地8戦0勝、地方5戦1勝。2006年のウィナーズチャレンジで3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

林正夫厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2006年）

8月15日、デビュー戦は山口竜一騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は472kg。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のジョウショーヤマトに半馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月13日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に入った。

10月11日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた3戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山口竜一騎手（2戦1勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

3歳（2007年）

5月16日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた4戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの日高生産連特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

6月5日、中2週で迎えた5戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の北海優駿（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月7日、中4週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下の岩木山特別（函館芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は山口竜一騎手（3戦1勝）。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず12着に終わった。

8月4日、中3週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下の湯浜特別（函館芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（4戦1勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

4歳（2008年）

3月8日、約7か月の休み明けで迎えた8戦目は、鷹野宏史騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。

3月30日、中2週で迎えた9戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた10戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山芝2200m 外回り曇/重）に出走。15頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。

5月3日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の荒川峡特別（新潟芝2400m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

5月25日、中2週で迎えた12戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の胎内川特別（新潟芝2200m 曇/稍重）に出走。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

6月22日、中3週で迎えた13戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の開成山特別（福島芝2600m 曇/良）に出走。15頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚に勢いがなく15着に終わった。