ダノンエアズロック（2021年生、母モシーン）

ダノンエアズロック（2021年2月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+オーストラリアの一枚岩の名前」。毛色は鹿毛。種牡馬のモーリス（当時10歳）と交配したモシーンが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。2023年のアイビーステークス(オープン)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、ダノックスによって4億9,500万円で落札された。

堀宣行厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

6月11日、デビュー戦はD.レーン騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 小雨/稍重）に出走。馬体重は466kg。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のピースヒロフェイスに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

10月21日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた2戦目は、J.モレイラ騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのアイビーステークス（東京芝1800m 晴/良）に出走。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るホウオウプロサンゲを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って久々の実戦を制した。

3歳（2024年）

3月3日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに18kg増やして迎えた3戦目は、R.R.キング騎手を鞍上に迎えて、3歳G2の弥生賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。