フェイスフルサン（1994年生、母Carduel）

フェイスフルサン（1994年1月22日）は、アメリカ合衆国で生まれた競走馬。毛色は鹿毛。種牡馬のZilzal（当時8歳）と交配したCarduelが17歳のときに産んだ仔が本馬である。1998年のインターナショナルステークス(英・G1)で2着に入った他、1998年のコーラルエクリプスステークス(英・G1)で2着に入る活躍をした。その他にも重賞1勝を挙げた。

経歴

3歳（1997年）

5月16日、16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のShaheenに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

5月27日、6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のZa-Imに3馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

6月7日、M.キネーン騎手を鞍上に迎えて、G3のダイオメドステークス（イギリス・エプソム芝1713m）に出走。重賞競走への出走は初となった。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったPolar Princeから半馬身差の2着に敗北した。

8月2日、6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月12日、4頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のAlezalに1馬身1/4の差をつけて3勝目をつかんだ。

9月27日、K.ファロン騎手を鞍上に迎えて、G1のクイーンエリザベス2世ステークス（イギリス・アスコット芝1603m）に出走。G1級競走への出走は初となった。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

4歳（1998年）

5月21日、5頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のMusalsal Iに3馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

6月16日、G2のプリンスオブウェールズステークス（イギリス・アスコット芝2004m）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のChester Houseをクビ差制して初の重賞タイトルを手中に収めた。

7月4日、G1のコーラルエクリプスステークス（イギリス・サンダウン芝2002m）に出走。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったDaylamiから半馬身差の2着となった。

8月18日、L.デットーリ騎手を鞍上に迎えて、G1のインターナショナルステークス（イギリス・ヨーク芝2089m）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったOne So Wonderfulから短アタマ差の2着に甘んじた。

10月17日、D.オリヴァー騎手を鞍上に迎えて、G1のコーフィールドカップ（オーストラリア・コーフィールド芝2400m）に出走。17頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月3日、G1のメルボルンカップ（オーストラリア・フレミントン芝3200m）に出走。鞍上はL.デットーリ騎手（1戦0勝）。24頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月29日、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でL.デットーリ騎手（2戦0勝）。15頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。