タマモイカロス（2023年生、母タマモブリリアン）

Tamamo Icarus

2023.02.10

タマモイカロス（2023年2月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+ギリシャ神話の登場人物名」。毛色は鹿毛。種牡馬のDeclaration of War（当時14歳）と交配したタマモブリリアンが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はフジワラフアーム。主な勝ち鞍は2025年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

藤岡健一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2025年）

6月29日、デビュー戦は高杉吏麒騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は536kg。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、勝ったコラルリーフにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

7月12日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高杉吏麒騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、勝ったスターアニスに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

8月2日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高杉吏麒騎手（2戦0勝）。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るゴールドヴィーナスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

8月31日、中3週で迎えた4戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、2歳G3の中京2歳ステークス（中京芝1400m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

11月16日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、2歳オープンの福島2歳ステークス（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は高杉吏麒騎手（3戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のコラルリーフを3/4馬身振り切って2勝目をゲットした。