アルピニスト（2021年生、母アルマレイモミ）

Alpinist

2021.03.05

アルピニスト（2021年3月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「登山家」。毛色は栗毛。種牡馬のヘニーヒューズ（当時18歳）と交配したアルマレイモミが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は須崎牧場。

経歴

デビュー前

1歳のとき、須崎牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、吉田ファームによって1,485万円で落札された。

杉山佳明厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

6月17日、デビュー戦は長岡禎仁騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

10月14日、約4か月の休み明けで迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で長岡禎仁騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮し、3着に入った。

10月28日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長岡禎仁騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に敗れた。

3歳（2024年）

1月6日、中9週で迎えた4戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

2月25日、中6週で迎えた5戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

3月31日、中4週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山稔樹騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、勝ったヒロインズクレストに詰め切れず、4馬身差の2着となった。