リアルビューティ（1987年生、母ニチドウエンペラー）

リアルビューティ（1987年5月20日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリアルシヤダイ（当時8歳）と交配したニチドウエンペラーが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）三勝牧場。戦績は、中央平地15戦0勝2着1回、地方24戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は1992年の一般C2ロ。

経歴

デビュー前

富田六郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1989年）

12月3日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は466kg。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず14着に終わった。

12月23日、中2週で迎えた2戦目は、菅野昭夫騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず13着に終わった。

3歳（1990年）

1月28日、中4週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で菅野昭夫騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で菅野昭夫騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

5月19日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京芝1400m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅野昭夫騎手（3戦0勝）。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1700m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は5戦連続で菅野昭夫騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

6月23日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で菅野昭夫騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

7月14日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で菅野昭夫騎手（6戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

8月4日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で菅野昭夫騎手（7戦0勝）。18頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に敗れた。

8月18日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で菅野昭夫騎手（8戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

9月9日、中2週で迎えた11戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、勝ったコーに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

9月29日、中2週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で浜野谷憲尚騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で浜野谷憲尚騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた14戦目は、津留千彰騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では圧巻の末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

11月17日、中2週で迎えた15戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で津留千彰騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず9着に終わった。

4歳（1991年）

8月16日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた16戦目は、山中初騎手を鞍上に迎えて、一般D1イ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた17戦目は、野元栄二騎手を鞍上に迎えて、一般D1イ（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月9日、連闘で迎えた18戦目は、一般C3ハ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で野元栄二騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月29日、中2週で迎えた19戦目は、舞木聖騎手を鞍上に迎えて、一般D1イ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月7日、連闘で迎えた20戦目は、一般C3ロ（上山ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は野元栄二騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったトモノリベーヌからクビ差の2着となった。

11月4日、中3週で迎えた21戦目は、富樫英利騎手を鞍上に迎えて、一般C3ロ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月24日、中2週で迎えた22戦目は、一般D1イ（上山ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は野元栄二騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイコーコーパスから1馬身半差の2着となった。

12月8日、中1週で迎えた23戦目は、一般D1（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で野元栄二騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（1992年）

4月14日、約4か月半の休み明けで迎えた24戦目は、一般C2ハ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で野元栄二騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月27日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で野元栄二騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月11日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で野元栄二騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月24日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2ハ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で野元栄二騎手（8戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のダニエルマツハに半馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月7日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で野元栄二騎手（9戦1勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2ハ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で野元栄二騎手（10戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月5日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2イ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で野元栄二騎手（11戦1勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で野元栄二騎手（12戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月14日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた32戦目は、一般C2ロ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で野元栄二騎手（13戦1勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月23日、連闘で迎えた33戦目は、一般C2ロ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で野元栄二騎手（14戦1勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のネバーベストに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月6日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で野元栄二騎手（15戦2勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2イ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で野元栄二騎手（16戦2勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月12日、中2週で迎えた36戦目は、一般C2イ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は15戦連続で野元栄二騎手（17戦2勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた37戦目は、一般C2ロ（上山ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は16戦連続で野元栄二騎手（18戦2勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月23日、中3週で迎えた38戦目は、一般C2イ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は17戦連続で野元栄二騎手（19戦2勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月7日、中1週で迎えた39戦目は、一般C1ハ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で野元栄二騎手（20戦2勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。