タケノスカーレット（2013年生、母カリオンレディ）

タケノスカーレット（2013年4月10日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋赤色」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のディープスカイ（当時8歳）と交配したカリオンレディが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）大道牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方6戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2016年の3歳。

経歴

デビュー前

蛯名利弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

12月20日、デビュー戦は野中悠太郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は430kg。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず10着に終わった。

3歳（2016年）

2月13日、中7週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた2戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 雨/重）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のレコパンレイラニに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

2月27日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったコスモラフムに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3月27日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のダンツビジターをアタマ差振り切って勝利を手に入れた。

4月24日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で真島正徳騎手（4戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のノーブルハピネスに3馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

5月7日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で真島正徳騎手（5戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では物凄い伸び脚を見せたが、ブルベアシャークに交わされて1馬身差の2着に敗北した。