オールドナシュワン（2015年生、母サパス）

オールドナシュワン（2015年2月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「大活躍した父父の名にちなんで」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のバゴ（当時14歳）と交配したサパスが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地13戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台コーポレーション白老ファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、GSによって540万円で落札された。2歳のとき、アサヒ牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、リーヴァによって918万円で落札された。

松永康利厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

8月6日、デビュー戦は木幡巧也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。17頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、最後はカタナと並んで5着同着となった。

9月2日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で木幡巧也騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びを欠き13着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた3戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り小雨/稍重）に出走。15頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

10月9日、中2週で迎えた4戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた5戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1800m 雨/不良）に出走。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

12月24日、中8週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は丸山元気騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

3歳（2018年）

3月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、3歳未勝利（中山芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は松岡正海騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。

4月14日、中4週で迎えた8戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。18頭立ての15番人気で大外18番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では速い脚を使えず14着に終わった。

5月6日、中2週で迎えた9戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

5月26日、中2週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山和生騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で17番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には届かず12着に終わった。

7月7日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた11戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1800m 雨/稍重）に出走。15頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、5着に入り込んだ。

7月22日、中1週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた12戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

8月11日、中2週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた13戦目は、3歳未勝利（札幌芝2000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。