フサイチジュエル（2004年生、母フサイチヨーコ）

フサイチジュエル（2004年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋宝石」。毛色は青毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時9歳）と交配したフサイチヨーコが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地2戦1勝。主な勝ち鞍は2007年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

当歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、関口房朗によって4,305万円で落札された。

加藤征弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2007年）

1月28日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のロングプライドを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

5月5日、約3か月の休養明けで迎えた2戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのプリンシパルステークス（東京芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。