チアズロッキー（1992年生、母シルバービオレ）

チアズロッキー（1992年5月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のシルヴアーヴオイス（当時9歳）と交配したシルバービオレが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ナカノファーム。戦績は、中央平地13戦1勝、中央障害27戦3勝2着3回。1997年の中山大障害（秋）(重賞)で3着に入った他、1998年の東京障害特別（春）(ハンデ重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

鈴木勝美厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1995年）

7月15日、デビュー戦は植野貴也騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は452kg。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた2戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1700m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は植野貴也騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

9月2日、連闘で迎えた5戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は角田晃一騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

9月24日、中2週で迎えた6戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館ダート1700m 小雨/良）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダウンリンクデータに6馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

10月15日、中2週で迎えた7戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に敗れた。

4歳（1996年）

1月14日、約3か月の休み明けで迎えた8戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で土谷智紀騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に終わった。

2月4日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で土谷智紀騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

2月18日、中1週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で土谷智紀騎手（3戦0勝）。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で土谷智紀騎手（4戦0勝）。15頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚が止まってしまい13着に終わった。

3月10日、連闘で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で土谷智紀騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

3月23日、中1週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で土谷智紀騎手（6戦0勝）。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

6月8日、約2か月半の間隔を開けて迎えた14戦目は、栗原洋一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で栗原洋一騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 雨）に出走。鞍上は3戦連続で栗原洋一騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったエリモキャプテンから1馬身3/4差の2着となった。

8月31日、中7週で迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で栗原洋一騎手（3戦0勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったデューカルパールから3/4馬身差の2着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた18戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で栗原洋一騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のオールマイティーに約22馬身の大差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

10月5日、中2週で迎えた19戦目は、障害4歳以上400万下（東京障害芝→ダート3300m 曇）に出走。鞍上は6戦連続で栗原洋一騎手（5戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

11月2日、中3週で迎えた20戦目は、障害4歳以上400万下（東京障害芝→ダート3300m 小雨）に出走。鞍上は7戦連続で栗原洋一騎手（6戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月30日、中3週で迎えた21戦目は、障害4歳以上400万下（中山障害芝→ダート3200m 曇）に出走。鞍上は8戦連続で栗原洋一騎手（7戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のフジシンボリに3馬身半の差をつけて3勝目をつかんだ。

12月14日、中1週で迎えた22戦目は、重賞の中山大障害（秋）（中山障害芝4100m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は9戦連続で栗原洋一騎手（8戦2勝）。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

5歳（1997年）

1月15日、中4週で迎えた23戦目は、障害5歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は10戦連続で栗原洋一騎手（9戦2勝）。5頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月8日、中2週で迎えた24戦目は、ハンデ重賞の東京障害特別（春）（東京障害芝3300m 晴/良）に56kgの軽斤量で出走。鞍上は11戦連続で栗原洋一騎手（10戦2勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月1日、中2週で迎えた25戦目は、障害5歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は12戦連続で栗原洋一騎手（11戦2勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月21日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた26戦目は、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 曇）に出走。鞍上は13戦連続で栗原洋一騎手（12戦2勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月18日、中3週で迎えた27戦目は、三浦堅治騎手を鞍上に迎えて、ハンデ重賞の東京障害特別（秋）（東京障害芝3300m 晴/良）に56kgの軽斤量で出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月8日、中2週で迎えた28戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で三浦堅治騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のエーピーネイティブに1馬身1/4の差をつけて勝利を手に入れた。

12月13日、中4週で迎えた29戦目は、重賞の中山大障害（秋）（中山障害芝4100m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三浦堅治騎手（2戦1勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6歳（1998年）

1月24日、中5週で迎えた30戦目は、障害5歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で三浦堅治騎手（3戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月14日、中2週で迎えた31戦目は、ハンデ重賞の東京障害特別（春）（東京障害芝3300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で三浦堅治騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に入った。

3月8日、中2週で迎えた32戦目は、障害5歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で三浦堅治騎手（5戦1勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったノーザンレインボーから3馬身差の2着に敗れた。

4月18日、中5週で迎えた33戦目は、重賞の中山大障害（春）（中山障害芝4100m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で三浦堅治騎手（6戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

7歳（1999年）

1月16日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた34戦目は、中山新春ジャンプステークス（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は8戦連続で三浦堅治騎手（7戦1勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。10着に敗れた。

2月6日、中2週で迎えた35戦目は、障害5歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は9戦連続で三浦堅治騎手（8戦1勝）。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。13着に敗れた。

3月6日、中3週で迎えた36戦目は、障害5歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は10戦連続で三浦堅治騎手（9戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月11日、中4週で迎えた37戦目は、J・G1の中山グランドジャンプ（中山障害芝4100m 雨/不良）に62kgの斤量を背負って出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は11戦連続で三浦堅治騎手（10戦1勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月22日、中5週で迎えた38戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は12戦連続で三浦堅治騎手（11戦1勝）。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月12日、中2週で迎えた39戦目は、J・G2の東京ハイジャンプ（東京障害芝3300m 晴/良）に出走。鞍上は栗原洋一騎手（13戦2勝）。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月10日、中3週で迎えた40戦目は、障害4歳以上オープン（福島障害芝3350m 小雨/良）に出走。鞍上は三浦堅治騎手（12戦1勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。