ロイヤルウィーブ（2018年生、母デザイナー）

ロイヤルウィーブ（2018年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「王室＋織る」。毛色は鹿毛。種牡馬のパドトロワ（当時11歳）と交配したデザイナーが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は村上牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方10戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2021年の3歳C1一。

経歴

デビュー前

1歳のとき、村上牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、本間茂によって324万円で落札された。

相沢郁厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

6月28日、デビュー戦は石川裕紀人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は486kg。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

7月12日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（福島ダート1150m 小雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で石川裕紀人騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず15着に敗れた。

8月2日、中2週で迎えた3戦目は、木幡育也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず16着に終わった。

3歳（2021年）

4月27日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた4戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、3歳C2一（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマルケイグローリイに9馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月23日、中3週で迎えた5戦目は、3歳C1一（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木祐騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のピースワンスパーダに1馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

6月14日、中2週で迎えた6戦目は、3歳B2二（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木祐騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

4歳（2022年）

6月5日、約12か月の休養明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた7戦目は、一般C2七（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木祐騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が衰えて8着に敗れた。

6月26日、中2週で迎えた8戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木祐騎手（4戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では少しずつ前との差を詰めて、最後は2着のコスモラフェットをクビ差振り切って勝利を手に入れた。

7月4日、連闘で迎えた9戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木祐騎手（5戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

7月25日、中2週で迎えた10戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で鈴木祐騎手（6戦3勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトーセンオパールに7馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

8月15日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で鈴木祐騎手（7戦4勝）。5頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、マイネルバトゥータに交わされて4馬身差の2着に敗れた。

8月22日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で鈴木祐騎手（8戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず6着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた13戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1000m 曇/重）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず11着に敗れた。