プットリー（2006年生、母ステイジアムロック）

プットリー（2006年5月5日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「王女（インドネシア語）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブラックホーク（当時12歳）と交配したステイジアムロックが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）三好牧場。戦績は、中央平地3戦2勝。主な勝ち鞍は2008年の2歳500万下。

経歴

デビュー前

伊藤伸一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

11月1日、デビュー戦は藤田伸二騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。17頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のエペデューに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

11月23日、中2週で迎えた2戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（東京芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、途轍もない末脚を爆発させて、最後は2着のリバーインバウンドに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4歳（2010年）

6月5日、約18か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1000万下の江の島特別（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では脚を伸ばせず18着に敗れた。