シゲルアメジスト（2016年生、母シゲルキートス）

シゲルアメジスト（2016年4月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+宝石名『紫水晶』」。毛色は鹿毛。種牡馬のボストンハーバー（当時22歳）と交配したシゲルキートスが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は王蔵牧場。戦績は、中央平地3戦0勝。主な勝ち鞍は2019年の3歳。

経歴

デビュー前

粕谷昌央厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2018年）

11月4日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 曇/良）に出走。馬体重は488kg。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

12月1日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

12月23日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で武士沢友治騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず13着に終わった。

3歳（2019年）

2月10日、中6週で馬体重を前走から26kg増やして迎えた4戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のハクユウレインボーを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

2月19日、連闘で迎えた5戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るコウユーユメミルワを別次元の末脚で3/4馬身差し切って圧倒的人気に応えた。

3月9日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は児島真二騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

4月6日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、3歳戦のスプリングスター特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は児島真二騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

4月20日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた9戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のレッドスター特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は児島真二騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた12戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず9着に敗れた。

6月15日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

9月8日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から19kg減らして迎えた14戦目は、上野翔騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月29日、中2週で迎えた15戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で上野翔騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月15日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

4歳（2020年）

7月12日、約7か月の休養明けで馬体重を前走からさらに14kg増やして迎えた17戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月4日、約3か月の間隔を開けて迎えた18戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 曇/良）に出走。鞍上は上野翔騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月24日、中2週で迎えた19戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内雨/稍重）に出走。鞍上は植野貴也騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた20戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた21戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝3000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で植野貴也騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5歳（2021年）

3月6日、約3か月半の休養明けで迎えた22戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 曇/重）に出走。鞍上は上野翔騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月27日、中2週で迎えた23戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝2970m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上野翔騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。12着に終わった。

4月18日、中2週で迎えた24戦目は、草野太郎騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝2970m 晴/稍重）に出走。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

2021年4月21日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

5月23日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた25戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた26戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた27戦目は、夏至特選（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

7月3日、中1週で迎えた28戦目は、半夏生特選（佐賀ダート1750m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮したが、3着に終わった。

7月25日、中2週で迎えた29戦目は、サンシャイン特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。

8月21日、中3週で迎えた30戦目は、風鈴特選（佐賀ダート1750m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で山下裕貴騎手（6戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた31戦目は、うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山下裕貴騎手（7戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月26日、中2週で迎えた32戦目は、4歳以上C1 12（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた33戦目は、3歳以上C2-8（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（8戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた34戦目は、このあとSAGAリベンジャーズ生配信!（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（9戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた35戦目は、3歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（10戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

2021年11月7日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。