セイユウハート（2008年生、母ヴァージントライ）

セイユウハート（2008年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋心」。毛色は鹿毛。種牡馬のパラダイスクリーク（当時19歳）と交配したヴァージントライが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は前川義則。戦績は、中央平地10戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2010年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、前川義則から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

梅内忍厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

10月31日、デビュー戦は川須栄彦騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は436kg。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露し、3着に入り込んだ。

11月14日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で川須栄彦騎手（1戦0勝）。18頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

12月5日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で川須栄彦騎手（2戦0勝）。17頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のロードエアフォースを3/4馬身振り切って未勝利戦を制した。

12月26日、中2週で迎えた4戦目は、2歳500万下（阪神芝1600m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で川須栄彦騎手（3戦1勝）。18頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。

3歳（2011年）

3月27日、約3か月の休養明けで迎えた5戦目は、3歳500万下のフリージア賞（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で川須栄彦騎手（4戦1勝）。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり15着に終わった。

4月17日、中2週で迎えた6戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての15番人気で17番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた7戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての17番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に終わった。

8月14日、約3か月半の休養明けで迎えた8戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。17頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったベストランから半馬身差の2着となった。

9月3日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大庭和弥騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月22日、中6週で迎えた10戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の稲光特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。18頭立ての1番人気に推されて16番ゲートからスタート。13着に敗れた。