コアレスサンデー（2000年生、母リイフオーダンサー）

コアレスサンデー（2000年2月5日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジェニュイン（当時8歳）と交配したリイフオーダンサーが19歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）鳥井牧場。戦績は、地方24戦9勝2着3回。主な勝ち鞍は2004年のアクアライン特別(一般B1二以下ハンデ)。

経歴

デビュー前

川島正行厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2003年）

3月25日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1200m 雨/重）に出走。馬体重は509kg。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のワールドライアンに9馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月7日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、エムエスチョッパーに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

4月28日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るティーエスジャンボを驚異的な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月2日、中4週で迎えた4戦目は、3歳戦のナイスシューズ特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったグランドツヨシに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

6月18日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦のツインロマン特別（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた6戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のナティーステッキ特別（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、トウショウボンバーに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

7月15日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のナティーサドル特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、若干遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のレインボーハートに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月7日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦の向日葵特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では不屈のスロトングスピリットで渋太く末脚を持続させて、最後は2着のサスケに5馬身の差をつけて4勝目を掴み取った。

8月18日、中1週で迎えた9戦目は、綺羅星特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（5戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた10戦目は、佐藤裕太騎手を鞍上に迎えて、3歳ハンデ地方重賞の戸塚記念（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。

10月6日、中4週で迎えた11戦目は、フェイスフルサドル特別（船橋ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（3戦2勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は垂れてしまい14着に敗れた。

4歳（2004年）

7月30日、約10か月の休み明けで迎えた12戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、犬吠埼特別（船橋ダート1700m 晴/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓のスロトングスピリットで渋太く粘り続けて、最後は2着のタケノシマントに2馬身半の差をつけて休養明け初戦を制した。

8月31日、中4週で迎えた13戦目は、ファビィサドル特別（船橋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

9月23日、中2週で迎えた14戦目は、習志野市制施行50周年きらっと特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り7着に敗れた。

10月25日、中4週で迎えた15戦目は、ハンデ戦のトルマリン特別（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアサカランナウェイに4馬身の差をつけて制した。

11月19日、中3週で迎えた16戦目は、霜月特別（船橋ダート1700m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（4戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた17戦目は、ハンデ戦のアクアライン特別（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で内田博幸騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のローランジニーに5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5歳（2005年）

2月21日、中9週で迎えた18戦目は、ハンデ戦の駿風特別（船橋ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で内田博幸騎手（6戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて、最後は2着のシンボリプジョーに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4月6日、中5週で迎えた19戦目は、北極星賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で内田博幸騎手（7戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。

6歳（2006年）

8月10日、約16か月半の休養明けで迎えた20戦目は、葉月特別（船橋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で内田博幸騎手（8戦4勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後はバテてしまい8着に敗れた。

9月19日、中5週で迎えた21戦目は、穂波スプリント（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で内田博幸騎手（9戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のデザートワンに3馬身の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。

10月23日、中4週で迎えた22戦目は、ハンデ戦の習志野市きらっと特別（船橋ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で内田博幸騎手（10戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

11月13日、中2週で迎えた23戦目は、カムイユカラスプリント（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で内田博幸騎手（11戦5勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

12月13日、中3週で迎えた24戦目は、ハッピーエンド特別（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で内田博幸騎手（12戦5勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。