レトロタイプ（2021年生、母キトゥンズグレイス）

経歴

デビュー前

当歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、松本貴嗣によって2,200万円で落札された。

2歳（2023年）

8月6日、デビュー戦は菱田裕二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は512kg。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。

10月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳1勝クラス（東京芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず3着に終わった。

11月26日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に敗れた。

12月9日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

3歳（2024年）

2月4日、中7週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた6戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/重）に出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

2月10日、連闘で迎えた7戦目は、水沼元輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に敗れた。

2月24日、中1週で迎えた8戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/重）に出走。18頭立ての7番人気で大外18番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に敗れた。

5月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、4着に入った。