パリコレジェンヌ（2022年生、母ビオレイメル）

パリコレジェンヌ（2022年3月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「パリコレクションより+パリジェンヌより」。毛色は鹿毛。種牡馬のミスターメロディ（当時7歳）と交配したビオレイメルが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は前谷牧場。主な勝ち鞍は2025年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

鈴木孝志厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

8月17日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。18頭立ての6番人気で大外18番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

9月15日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（中京芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

10月12日、中3週で迎えた3戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では目立つような脚を使えず14着に敗れた。

11月30日、中6週で迎えた4戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。17頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず10着に敗れた。

3歳（2025年）

4月13日、約4か月半の休み明けで迎えた5戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

4月26日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（2戦0勝）。18頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

6月15日、中6週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神芝1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（3戦0勝）。18頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり13着に敗れた。

7月20日、中4週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は田口貫太騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、5着を確保した。

8月2日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田口貫太騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のダノンプリマを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

10月4日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（京都芝1200m 曇/重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で田口貫太騎手（3戦1勝）。18頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では切れる脚を使えず18着に敗れた。