ソルティティアー（1983年生、母セイランホーク）

ソルティティアー（1983年4月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のターゴワイス（当時13歳）と交配したセイランホークが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道登別市、生産者は青藍牧場。戦績は、中央平地19戦3勝2着2回、地方31戦1勝。主な勝ち鞍は1987年の長良川特別(900万下ハンデ)。

経歴

デビュー前

坂口正大厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1986年）

1月26日、デビュー戦は4歳新馬（京都ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は488kg。鞍上は田原成貴騎手。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のケーティライズに4馬身の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。

2月16日、4歳400万下のもくれん賞（京都ダート1800m 雪/良）に出走。鞍上は2戦連続で田原成貴騎手。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で猛追したが、抜け出したマルカノーザリーを捕まえ切れず、ハナ差の2着に甘んじた。

3月2日、3歳G3の毎日杯（阪神芝2000m 雪/良）に出走。鞍上は村本善之騎手。15頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は失速してしまい12着に敗れた。

3月23日、4歳400万下の菜の花賞（阪神芝2000m 小雨/不良）に出走。鞍上は田原成貴騎手。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月20日、4歳400万下（京都芝1600m 外回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で田原成貴騎手。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

5月18日、4歳400万下の野苺賞（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は村本善之騎手。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

6月1日、4歳400万下（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は田原成貴騎手。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

10月11日、4歳以上400万下（京都ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田原成貴騎手。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚がパッとせず最後はタマセブンと並んで13着同着となった。

11月9日、4歳以上400万下（京都ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は南井克巳騎手。18頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、6着に終わった。

11月22日、4歳以上400万下（中京ダート2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、抜け出したケイティーカームを捕まえ切れず、ハナ差の2着に甘んじた。

12月6日、4歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で南井克巳騎手。15頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリバティガルーに6馬身の差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。

4歳（1987年）

1月11日、5歳以上900万下（京都ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で南井克巳騎手。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

1月25日、5歳以上900万下（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で南井克巳騎手。15頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

2月8日、5歳以上900万下（京都ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で南井克巳騎手。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

3月8日、ハンデ戦で5歳以上900万下の長良川特別（中京ダート2200m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で南井克巳騎手。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきり、非常に緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマツトミダンサーに5馬身の差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。

3月22日、ハンデG3の中京記念（中京芝2000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で南井克巳騎手。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びを欠き12着に敗れた。

4月19日、ハンデ戦で5歳以上1400万下の難波ステークス（阪神芝2200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は9戦連続で南井克巳騎手。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

5月3日、ハンデ戦で5歳以上1400万下の下鴨特別（京都ダート1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は増井裕騎手。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、後続との差を2馬身以上保って、やや緩いペースで馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は失速してしまい7着に終わった。

5歳（1988年）

1月24日、5歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は南井克巳騎手。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず5着に敗れた。

8月3日、CTC盃（船橋ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月17日、フエニックスカップ（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月5日、TVK盃（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月23日、かしわ記念（船橋ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は高橋三郎騎手。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月1日、オータムカップ（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋三郎騎手。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月21日、神無月特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋三郎騎手。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月4日、江戸川特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋三郎騎手。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

6歳（1989年）

8月10日、中央バス杯（岩見沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は小林伸義騎手。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月31日、神恵内特別（札幌(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林伸義騎手。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月12日、札幌えぞまつ特別（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林伸義騎手。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月25日、藻岩特別（札幌(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小林伸義騎手。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月5日、襟裳岬特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は松田路博騎手。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月22日、霜月特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤賢二騎手。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月30日、しもつき特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤賢二騎手。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月15日、忘年特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤賢二騎手。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

7歳（1990年）

1月1日、春駒特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は矢野義幸騎手。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

1月30日、白嶺特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野義幸騎手。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月22日、アメジスト特別（船橋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で矢野義幸騎手。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパーフジに6馬身の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。

3月12日、マーチ特別（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で矢野義幸騎手。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に入った。

3月28日、ダイオライト記念（船橋ダート2400m 曇/良）に出走。鞍上は秋田実騎手。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。

4月18日、神奈川盃（川崎ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は佐藤賢二騎手。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月5日、房総特別（船橋ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤賢二騎手。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月22日、ペガサス特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤賢二騎手。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月3日、かんむり座特別（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤賢二騎手。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月13日、サテライト特別（大井ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤賢二騎手。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月27日、ふみづき特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は高橋三郎騎手。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月16日、カトレア特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は溝井啓二騎手。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月5日、一般B2三 B3二（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で溝井啓二騎手。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月21日、忘年特別（船橋ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で溝井啓二騎手。6頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月29日、パープルハンデ特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で溝井啓二騎手。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

8歳（1991年）

1月27日、黒松特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤隆騎手。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。12着に終わった。