ホワイトリッチ（1985年生、母ジュラクジョウ）

White Rich

1985.03.10

ホワイトリッチ（1985年3月10日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のラデイガ（当時16歳）と交配したジュラクジョウが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）明和牧場。戦績は、中央平地3戦1勝。主な勝ち鞍は1988年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

田村駿仁厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1988年）

6月25日、デビュー戦は津曲幸夫騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は464kg。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はタレてしまい10着に敗れた。

7月16日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島ダート1000m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきり、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のロケットライドに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

8月13日、中3週で迎えた3戦目は、4歳以上400万下の出雲崎特別（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は津曲幸夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて8着に敗れた。