ジェントルブリーズ（2016年生、母フレノカトリーヌ）

ジェントルブリーズ（2016年4月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「さわやかな風」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のトーセンジョーダン（当時10歳）と交配したフレノカトリーヌが13歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は協栄組合。主な勝ち鞍は2019年の3歳C2二。

経歴

デビュー前

1歳のとき、協栄組合から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

根本康広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2018年）

10月7日、デビュー戦は藤田菜七子騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。馬体重は420kg。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず9着に終わった。

11月17日、中5週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で藤田菜七子騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では決め手が足りず15着に終わった。

3歳（2019年）

2月2日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から22kg増やして迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で藤田菜七子騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず14着に終わった。

4月3日、中8週で迎えた4戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のダイヤモンドフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい14着に終わった。

5月6日、中4週で迎えた5戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、3歳C2二（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエコロノアールに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月20日、中1週で迎えた6戦目は、3歳C1一（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に敗れた。

6月16日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦の伊達の屋台賞（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小林凌騎手（2戦1勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

6月25日、連闘で迎えた8戦目は、3歳C1二（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で小林凌騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた9戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、3歳C1一（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったトワイライトビギンに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

7月21日、中1週で迎えた10戦目は、3歳B2二（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に敗れた。

9月15日、中7週で迎えた11戦目は、一般C2六（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。

9月29日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡哉騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。