キョウワプラチナ（1993年生、母グレンビーサマー）

Kyowa Platina

1993.01.23

キョウワプラチナ（1993年1月23日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のSadler's Wells（当時12歳）と交配したグレンビーサマーが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）協和牧場。戦績は、中央平地9戦1勝。主な勝ち鞍は1996年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

武邦彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1995年）

12月2日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚色がやや鈍り、5着に終わった。

12月9日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず7着に敗れた。

3歳（1996年）

1月14日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で武豊騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

6月23日、約5か月半の休み明けで迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で武豊騎手（3戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、3着に終わった。

7月13日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で武豊騎手（4戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では異次元の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のパウダースノーに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

7月27日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の日田特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で武豊騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい11着に敗れた。

9月28日、中8週で迎えた7戦目は、安田康彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

10月19日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田康彦騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場なく13着に敗れた。

11月17日、中3週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田康彦騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず16着に終わった。