ベイリーフロイヤル（1984年生、母タケノミリオン）

経歴

デビュー前

3歳（1987年）

4月18日、デビュー戦は横田吉光騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は418kg。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、抜け出したインターイズミにアタマ差届かず2着に惜敗した。

5月3日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（新潟芝1400m 外回り雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で横田吉光騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、タニノボンジュールにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

6月21日、中6週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（福島芝1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で横田吉光騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

7月19日、中3週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で横田吉光騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

8月8日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で横田吉光騎手（4戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したウエスタンシングンにクビ差届かず2着に甘んじた。

8月22日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟芝1400m 小雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で横田吉光騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は7戦連続で横田吉光騎手（6戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

10月11日、中4週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で横田吉光騎手（7戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて、最後は2着のサチモスワンをアタマ差振り切って待望の初白星を挙げた。

11月8日、中3週で迎えた9戦目は、4歳以上400万下の秋元湖特別（福島芝1200m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で横田吉光騎手（8戦1勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では強靭な末脚を披露し、3着に入り込んだ。

11月22日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上400万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で横田吉光騎手（9戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず10着に敗れた。

12月20日、中3週で迎えた11戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着を確保した。

4歳（1988年）

1月9日、中2週で迎えた12戦目は、5歳以上400万下（中山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で安田富男騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したダイナパワーにクビ差届かず2着に惜敗した。

1月30日、中2週で迎えた13戦目は、5歳以上400万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田富男騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた14戦目は、5歳以上400万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安田富男騎手（3戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、抜け出したミホベストにハナ差届かず2着に甘んじた。

3月5日、中2週で迎えた15戦目は、5歳以上400万下（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で安田富男騎手（4戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のヨシノイチーを半馬身振り切って優勝

4月16日、中5週で迎えた16戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で安田富男騎手（5戦1勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前のスタミナで最後まで敢闘したが、勝ったマグママールに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

5月14日、中3週で迎えた17戦目は、5歳以上900万下の清里特別（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で安田富男騎手（6戦1勝）。15頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず6着に敗れた。

6月18日、中4週で迎えた18戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の白河特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。

7月10日、中2週で迎えた19戦目は、5歳以上900万下の尾瀬特別（福島芝1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

7月31日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上400万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は横田吉光騎手（10戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、カントリタイヨーに交わされて3馬身半差の2着に敗北した。

8月28日、中3週で迎えた21戦目は、4歳以上400万下（新潟芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横田吉光騎手（11戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって10着に敗れた。

10月9日、中5週で迎えた22戦目は、伊藤暢康騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

10月29日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上400万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤暢康騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のバトルアルタイルに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月13日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤暢康騎手（2戦1勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

6歳（1990年）

7月8日、約20か月の休養明けで迎えた25戦目は、5歳以上900万下の彦星賞（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。