ライレローズ（2015年生、母ヴィアンローズ）
L'Haylesroses
2015.04.28
ライレローズ（2015年4月28日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「世界最大級のバラ園があるパリ郊外の都市名。母名より連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のディープブリランテ（当時6歳）と交配したヴィアンローズが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地8戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2017年の2歳未勝利(牝)。
経歴
デビュー前
キャロットクラブにて総額2,000万円（5万×400口）で一口馬主が募集された。
古賀慎明厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2017年）
10月15日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1600m 雨/重）に出走。馬体重は436kg。18頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸びで驀進したが、伸びてきたオハナ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。
11月5日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。18頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のレネットに1馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。
3歳（2018年）
1月7日、中8週で迎えた3戦目は、牝馬限定3歳G3のフェアリーステークス（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で北村宏司騎手（2戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。
2月12日、中4週で迎えた4戦目は、牝馬限定3歳G3のクイーンカップ（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で北村宏司騎手（3戦1勝）。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。
6月24日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で北村宏司騎手（4戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。
8月18日、中7週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた6戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で北村宏司騎手（5戦1勝）。17頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、6着に終わった。
10月28日、中9週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた7戦目は、J.モレイラ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
12月23日、中7週で迎えた8戦目は、O.マーフィー騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山芝1200m 外回り 曇/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。
4歳（2019年）
3月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1400m 雨/稍重）に出走。18頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、6着に終わった。
5月19日、中9週で迎えた10戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に敗れた。
8月3日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着に入った。
10月5日、中8週で迎えた12戦目は、3歳以上1勝クラス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。17頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
10月27日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上1勝クラス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（6戦1勝）。18頭立ての5番人気で16番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では伸びあぐねて15着に敗れた。
5歳（2020年）
1月18日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 小雪/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では全く伸びず10着に敗れた。
3月21日、中8週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた15戦目は、木幡育也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。
4月12日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた16戦目は、4歳以上1勝クラス（中山芝1600m 外回り 曇/稍重）に出走。鞍上は杉原誠人騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に敗れた。
7月12日、約3か月の休養明けで迎えた17戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラスの織姫賞（福島芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で杉原誠人騎手（2戦0勝）。15頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。
9月19日、中9週で迎えた18戦目は、3歳以上1勝クラスの汐留特別（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（7戦1勝）。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。
11月8日、中6週で迎えた19戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は杉原誠人騎手（3戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、5着に終わった。
6歳（2021年）
1月16日、中9週で迎えた20戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は木幡育也騎手（1戦0勝）。17頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず16着に敗れた。
1月31日、中1週で迎えた21戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡育也騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。
2月27日、中3週で迎えた22戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラスの日田特別（小倉芝2000m 曇/稍重）に出走。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き6着に終わった。
2021年3月4日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。
4月13日、中5週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた23戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、金盞花特別（水沢ダート1600m 小雨/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ダンストンレガーメに交わされて7馬身差の2着に敗北した。
4月26日、中1週で迎えた24戦目は、山吹特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、4着に終わった。
5月30日、中4週で迎えた25戦目は、紫陽花賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に敗れた。
6月13日、中1週で迎えた26戦目は、レースフラワー賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で高松亮騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。
6月27日、中1週で迎えた27戦目は、久慈市山形村短角牛賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で高松亮騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。
7月13日、中1週で迎えた28戦目は、一般B1（盛岡芝1700m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で高松亮騎手（5戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。
7月25日、中1週で迎えた29戦目は、一般B1（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で高松亮騎手（6戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。
8月9日、中1週で迎えた30戦目は、東北楽天ゴールデンイーグルス賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で高松亮騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に終わった。
8月23日、中1週で迎えた31戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、秋桜賞（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。
9月7日、中1週で迎えた32戦目は、夢・希望 未来へ前進（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のアルソミトラをクビ差振り切って久々に勝ち星を挙げた。
9月21日、中1週で迎えた33戦目は、一般B1一（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋悠里騎手（2戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が鈍り7着に終わった。
10月24日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた34戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、OROターフ特別（盛岡芝1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず5着に終わった。
11月2日、連闘で迎えた35戦目は、一般B1二（盛岡ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。
11月16日、中1週で迎えた36戦目は、一般B1二（盛岡ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で坂口裕一騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。
11月28日、中1週で迎えた37戦目は、ひいらぎ賞（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で坂口裕一騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。
2021年12月19日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。