クリノメンバーワン（2005年生、母アタゴジーニアス）

クリノメンバーワン（2005年5月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部＋１」。毛色は鹿毛。種牡馬のレギュラーメンバー（当時8歳）と交配したアタゴジーニアスが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）杵臼牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方8戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2008年の3歳。

経歴

デビュー前

2歳のとき、仁田脇彰から「九州トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

天間昭一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

9月23日、デビュー戦は西田雄一郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は514kg。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では見せ場なく14着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた3戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

10月27日、連闘で迎えた4戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1400m 雨/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

12月4日、中4週で迎えた5戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、2歳（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に敗れた。

12月22日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた6戦目は、河野直人騎手を鞍上に迎えて、2歳（荒尾ダート950m 曇/不良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

3歳（2008年）

1月1日、中0週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた7戦目は、3歳（荒尾ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のアスカマジックをクビ差制して初勝利を挙げた。

1月22日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は河野直人騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったクリノマジカルから半馬身差の2着に敗北した。

2月19日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月4日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆二騎手（4戦1勝）。5頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールドヘルメスから3/4馬身差の2着に敗れた。

3月20日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田隆二騎手（5戦1勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールデンキラリから2馬身差の2着に敗れた。