ブライニクル（2012年生、母アドマイヤマカディ）

ブライニクル（2012年2月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「海中で氷柱ができる自然現象」。毛色は鹿毛。種牡馬のファスリエフ（当時15歳）と交配したアドマイヤマカディが22歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はハシモトファーム。戦績は、中央平地1戦0勝、地方21戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ハシモトファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、手嶋康雄によって273万円で落札された。

天間昭一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

9月6日、デビュー戦は嘉藤貴行騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は444kg。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

10月17日、中5週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた2戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、2歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた3戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、2歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて3着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい8着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた6戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、2歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

3歳（2015年）

4月22日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた7戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 晴/重）に56kgの斤量を背負って出走。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた8戦目は、オロロンロボメビウス賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり8着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 雨/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で佐々木国明騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1000m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で佐々木国明騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では逸出した伸び脚で猛進したが、伸びてきたクラウンミネリ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

6月16日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1000m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で佐々木国明騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい7着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1000m 曇/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で佐々木国明騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた13戦目は、真歌公園賞（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐々木国明騎手（6戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。

7月28日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1000m 曇/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は8戦連続で佐々木国明騎手（7戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

8月11日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1000m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は9戦連続で佐々木国明騎手（8戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1000m 晴/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は10戦連続で佐々木国明騎手（9戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた17戦目は、亀井洋司騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-5（門別ダート1000m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた18戦目は、日高町神楽岡公園賞（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（10戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見所を作れず9着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（11戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木国明騎手（12戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

11月7日、中2週で迎えた21戦目は、森田牧広騎手を鞍上に迎えて、一般C3 13（高知ダート1300m 雨/重）に出走。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた22戦目は、寒蘭特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で森田牧広騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。