イシノシャネル（2001年生、母スイートルノワール）

Ishino Chanel

2001.02.20

イシノシャネル（2001年2月20日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のロイヤルタッチ（当時8歳）と交配したスイートルノワールが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）三輪牧場。戦績は、地方8戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、三輪牧場から「北海道8月市場サラブレッド1歳」と「北海道10月市場サラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

森谷良臣厩舎（小林）へ入厩。

3歳（2004年）

10月1日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は502kg。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月15日、中5週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、川本裕達騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた9頭を次々と抜き去り、最後は2着のウエスタンジャパンに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月9日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川本裕達騎手（1戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

4歳（2005年）

1月7日、中3週で迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川本裕達騎手（2戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったオートタイムに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

2月3日、中3週で迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川本裕達騎手（3戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のハーマンに1馬身の差をつけて2勝目をマークした。

3月11日、中4週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳C3（大井ダート1600m 内回り 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で川本裕達騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後はマキバレガシイと並んで1着同着となった。

4月7日、中3週で迎えた7戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十11（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

11月4日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた8戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のベルモントオパールに1馬身半の差をつけて久しぶりの実戦を制した。