イガッチ（2022年生、母クリーミーボイス）

Igatchi

2022.02.19

イガッチ（2022年2月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「人名愛称」。毛色は鹿毛。種牡馬のリアルスティール（当時10歳）と交配したクリーミーボイスが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は下屋敷牧場。主な勝ち鞍は2024年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、下屋敷牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、猪又晶介によって1,870万円で落札された。

笹田和秀厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

6月9日、デビュー戦は浜中俊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 小雨/良）に出走。馬体重は462kg。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

7月13日、中4週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜中俊騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のプレシャスデイに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月7日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた3戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、2歳1勝クラスのエリカ賞（京都芝2000m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み3着に敗れた。

3歳（2025年）

2月15日、中9週で迎えた4戦目は、3歳1勝クラスのあすなろ賞（小倉芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は浜中俊騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

3月9日、中2週で迎えた5戦目は、3歳1勝クラスのアルメリア賞（阪神芝1800m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜中俊騎手（3戦1勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

10月25日、約7か月半の休養明けで迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（京都芝1800m 外回り 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で浜中俊騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず4着に終わった。

11月24日、中3週で迎えた7戦目は、高杉吏麒騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のマーゴットレジーナに1馬身半の差をつけて久々に白星を挙げた。