カゴヤジョウジ（1997年生、母タサノニューホマレ）

経歴

デビュー前

2歳のとき、恵比寿牧場から「北海道5月3歳トレーニングセールサラブレッド3歳」に上場され、石井敏によって640.5万円で落札された。

2歳（1999年）

9月7日、デビュー戦は山田勝騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は492kg。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

10月13日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田勝騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったベルモントルビーにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

10月28日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山田勝騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

3歳（2000年）

4月12日、約5か月半の休み明けで迎えた4戦目は、納谷和玖騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

5月9日、中3週で迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は山田勝騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

5月19日、中0週で迎えた6戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は納谷和玖騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま全身全霊の粘りで持ち堪えて悠々と抜け出し、最後は2着のバクシンフージンに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月4日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のすずらん特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で納谷和玖騎手（2戦1勝）。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は失速してしまい13着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のハマナス特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で納谷和玖騎手（3戦1勝）。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。

7月9日、中2週で迎えた9戦目は、佐々木洋一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のからたち特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。

8月12日、中4週で迎えた10戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木洋一騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の浜木綿特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木洋一騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のりんどう特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木洋一騎手（3戦0勝）。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後はバタバタになってしまい12着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のききょう特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は山田勝騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

4歳（2001年）

1月15日、約3か月半の休み明けで迎えた14戦目は、高橋博騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

11月9日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた15戦目は、須藤一弘騎手を鞍上に迎えて、一般C2五ア（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

12月7日、中3週で迎えた16戦目は、高橋哲也騎手を鞍上に迎えて、一般C2五イ（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

5歳（2002年）

1月17日、中5週で迎えた17戦目は、一般C3三（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋哲也騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

2月7日、中2週で迎えた18戦目は、一般C3三ウ（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は須藤一弘騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、4着に入り込んだ。