ウインサンシャイン（1990年生、母ヤングアピール）

ウインサンシャイン（1990年5月30日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のサンシャインボーイ（当時16歳）と交配したヤングアピールが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は谷山和喜。戦績は、中央平地19戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は1994年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

稗田敏男厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1993年）

7月31日、デビュー戦は坂井千明騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。馬体重は464kg。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は垂れてしまい13着に終わった。

9月19日、中6週で迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた3戦目は、徳吉孝士騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が鈍り8着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は坂井千明騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

11月14日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、抜け出したカイウンイチバンにクビ差届かず2着となった。

4歳（1994年）

5月1日、約5か月半の休み明けで迎えた6戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井千明騎手（4戦0勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

5月7日、連闘で迎えた7戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下の松浜特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井千明騎手（5戦0勝）。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に終わった。

6月26日、中6週で迎えた8戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（福島ダート1000m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は5戦連続で坂井千明騎手（6戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で坂井千明騎手（7戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、逃げるナモンシーザーにクビ差届かず2着となった。

7月31日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で坂井千明騎手（8戦0勝）。15頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で坂井千明騎手（9戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではパワフルな末脚を披露したが、4着に終わった。

8月21日、連闘で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で坂井千明騎手（10戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のマジックモーニングを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

9月18日、中3週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で坂井千明騎手（11戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

10月2日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中山芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で坂井千明騎手（12戦1勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

10月22日、中2週で迎えた15戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

11月12日、中2週で迎えた16戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は坂井千明騎手（13戦1勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では閃光の如き末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

11月26日、中1週で迎えた17戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（14戦1勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

5歳（1995年）

1月15日、中6週で迎えた18戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のグリンペルセを半馬身振り切って2勝目を掴み取った。

2月5日、中2週で迎えた19戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（1戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は一杯になって11着に敗れた。