バントウショウ（1997年生、母ハグミートウショウ）

バントウショウ（1997年6月2日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のデインヒル（当時11歳）と交配したハグミートウショウが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）金成吉田牧場。戦績は、地方19戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1999年のフレッシュチャレンジ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、吉田実から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、田村誠によって735万円で落札された。

林和弘厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1999年）

9月22日、デビュー戦は桜井拓章騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は430kg。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったウランウランから半馬身差の2着に敗北した。

9月29日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のワンダーシュバルに半馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2000年）

2月3日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳ハンデ戦の雛菊特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では最後まで息が続かず12着に敗れた。

3月3日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳ハンデ戦の菜の花特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では決め手が足りず13着に敗れた。

7月10日、約4か月半の休み明けで迎えた5戦目は、佐藤雅彦騎手を鞍上に迎えて、4歳B1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた6戦目は、山本裕次郎騎手を鞍上に迎えて、4歳A2（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。5頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月19日、中3週で迎えた7戦目は、畠山信一騎手を鞍上に迎えて、4歳B1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のサルビア特別（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山本裕次郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月23日、約3か月半の休養明けで迎えた9戦目は、小林央幸騎手を鞍上に迎えて、4歳B2（水沢ダート1400m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。12着に終わった。

4歳（2001年）

5月30日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた10戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、天馬街道特別（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月14日、中1週で迎えた11戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般D1-1（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月28日、中1週で迎えた12戦目は、一般D1-1（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2-2（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月19日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2-3（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のジョウショウに1馬身半の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

8月2日、中1週で迎えた15戦目は、国信満騎手を鞍上に迎えて、鵡川四季の館特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた16戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、アルキオネ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月12日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた17戦目は、一般C1-2（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（4戦1勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月27日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた18戦目は、胆振特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（5戦1勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。12着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた19戦目は、アポイ山荘特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は国信満騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。