ハイファッション（1984年生、母カツブルー）

High Fashion

1984.03.05

ハイファッション（1984年3月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブラヴオー（当時15歳）と交配したカツブルーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道登別市、生産者はユートピア牧場。戦績は、中央平地7戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1986年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

橋口弘次郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1986年）

8月17日、デビュー戦は増井裕騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は516kg。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を発揮したが、3着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増井裕騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、壮絶なハイペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のエビスミランダに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（1987年）

5月24日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、樋口弘騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下のこでまり賞（阪神芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

6月13日、中2週で迎えた4戦目は、4歳400万下（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で樋口弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

6月27日、中1週で迎えた5戦目は、4歳400万下のあざみ賞（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で樋口弘騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり11着に終わった。

7月19日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上400万下（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で樋口弘騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上400万下（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で樋口弘騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、エイシンローマンに半馬身交わされて2着となった。