ペイシャチャーム（2017年生、母オリヒメチャーム）

ペイシャチャーム（2017年5月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+母名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のトゥザグローリー（当時10歳）と交配したオリヒメチャームが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は鮫川啓一。主な勝ち鞍は2020年の3歳新馬(牝)。

経歴

デビュー前

高市圭二厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2020年）

1月13日、デビュー戦は山田敬士騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は442kg。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のローズオブシャロンに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

2月8日、中3週で迎えた2戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

4月11日、中8週で迎えた3戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい11着に終わった。

5月2日、中2週で迎えた4戦目は、木幡育也騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた5戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳1勝クラス（東京ダート1400m 雨/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

6月6日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 曇/良）に49kgの軽斤量で出走。鞍上は山田敬士騎手（1戦1勝）。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。

11月14日、約5か月半の休み明けで迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田敬士騎手（2戦1勝）。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が衰えて15着に終わった。

12月6日、中2週で迎えた8戦目は、服部寿希騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

12月13日、連闘で迎えた9戦目は、三津谷隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず13着に終わった。

4歳（2021年）

8月13日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた10戦目は、田村直也騎手を鞍上に迎えて、園田サマースプリント（園田ダート820m 雨/不良）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた11戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、早涼特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた12戦目は、レ・コードなまちにいかっぷ特別（園田ダート1230m 曇/重）に出走。鞍上は田村直也騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

10月5日、中3週で迎えた13戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般B2五（盛岡ダート1600m 雨/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた14戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、アマリリス賞（盛岡ダート1000m 晴/重）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に終わった。