エディキャスケード（2002年生、母ヒダカゲラン）

エディキャスケード（2002年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「渦＋冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のフレンチデピュティ（当時10歳）と交配したヒダカゲランが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は白井牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方1戦1勝。主な勝ち鞍は2005年の天王山特別。

経歴

デビュー前

谷潔厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2004年）

12月11日、デビュー戦は橋本美純騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

3歳（2005年）

8月21日、約8か月の休み明けで迎えた3戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 小雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に敗れた。

10月4日、中5週で迎えた4戦目は、3歳戦の天王山特別（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のクラッシックベルをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

4歳（2006年）

6月24日、約9か月の休養明けで迎えた5戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず16着に終わった。

7月15日、中2週で迎えた6戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の九十九島特別（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。