ワカサテイオー（1990年生、母ゴールドハーフ）

経歴

デビュー前

2歳（1992年）

11月8日、デビュー戦は田島信行騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

11月22日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、大崎昭一騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたロイヤルグリッター決め手に屈してアタマ差の2着に惜敗した。

12月13日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は田島信行騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では終いが甘くなり、5着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は大崎昭一騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

3歳（1993年）

1月16日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大崎昭一騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

2月21日、中4週で迎えた6戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1200m 雨/不良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（小倉芝1000m 曇/重）に出走。鞍上は大崎昭一騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大崎昭一騎手（4戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

4月25日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で大崎昭一騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。

5月9日、中1週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた10戦目は、4歳未勝利（新潟芝1400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大崎昭一騎手（6戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

5月29日、中2週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大崎昭一騎手（7戦0勝）。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入った。

6月19日、中2週で迎えた12戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1000m 小雨/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したシルバーヴィックに半馬身届かず2着に敗北した。

7月10日、中2週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（福島芝1000m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のファイブリヨンに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4歳（1994年）

3月12日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた14戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1000m 雨/不良）に出走。鞍上は大崎昭一騎手（8戦0勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、4着を確保した。

3月20日、連闘で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大崎昭一騎手（9戦0勝）。15頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見所を作れず9着に敗れた。

5月1日、中5週で迎えた16戦目は、5歳以上500万下の長岡特別（新潟芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大崎昭一騎手（10戦0勝）。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、3着に入った。

7月24日、約3か月の間隔を開けて迎えた17戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、4着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

9月3日、中3週で迎えた19戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったネオフライトにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

10月8日、中4週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下の岩谷特別（福島芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は大崎昭一騎手（11戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では長く末脚を持続させて先頭に躍り出て、最後は2着のアインフロイラインに1馬身3/4の差をつけて優勝

11月12日、中4週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下の浄土平特別（福島芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大崎昭一騎手（12戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下（中京芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大崎昭一騎手（13戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

5歳（1995年）

2月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた23戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったコガネトウショウにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

3月5日、中2週で迎えた24戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はバテてしまい14着に敗れた。