レリッシュ（2021年生、母カクシアジ）

レリッシュ（2021年3月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「薬味、付け合わせ」。毛色は鹿毛。種牡馬のコパノリッキー（当時11歳）と交配したカクシアジが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は下河辺牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方6戦1勝。主な勝ち鞍は2023年のフレッシュチャレンジ( 牝)。

経歴

デビュー前

田中淳司厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2023年）

6月22日、デビュー戦は服部茂史騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1100m 曇/良）に出走。馬体重は480kg。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るハリウッドスマイルを途轍もない末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

7月11日、中2週で迎えた2戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのスフェーン特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた3戦目は、多田羅誠也騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞のサッポロクラシックカップ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

9月6日、中5週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳オープンのフローラルカップ（門別ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は落合玄太騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

10月11日、中4週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳オープンのブロッサムカップ（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

11月7日、中3週で迎えた6戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの日高軽種馬青年部連合会特別（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

3歳（2024年）

1月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのセントポーリア賞（東京芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。前に出て、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり8着に終わった。

2月17日、中2週で迎えた8戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのフリージア賞（東京芝2000m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた9戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのアルメリア賞（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が衰えて7着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた10戦目は、3歳1勝クラス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は丸田恭介騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。