ウォッカマティーニ（2011年生、母ロニーサンライズ）

ウォッカマティーニ（2011年3月29日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「カクテル名より」。毛色は芦毛。種牡馬のクロフネ（当時13歳）と交配したロニーサンライズが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は山田昇史。戦績は、中央平地8戦1勝、地方27戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2013年の2歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、山田昇史から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

田中清隆厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

8月24日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は470kg。15頭立ての5番人気で大外15番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

9月17日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で16番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では異次元の末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のヴィジオネールをクビ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

10月27日、中5週で迎えた3戦目は、2歳500万下のくるみ賞（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手（2戦1勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた4戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は一杯になって12着に終わった。

3歳（2014年）

2月23日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では伸びあぐねて15着に終わった。

3月15日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた6戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く16着に終わった。

6月28日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（東京ダート1400m 小雨/重）に出走。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では脚を伸ばせず15着に終わった。

7月19日、中2週で迎えた8戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の郡山特別（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では見所を作れず16着に終わった。

9月18日、中8週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた9戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

12月31日、約3か月半の休み明けで迎えた10戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

4歳（2015年）

1月21日、中2週で迎えた11戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。15頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた12戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

2月26日、中2週で迎えた13戦目は、一般C1五 C2四（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいいところがなく13着に終わった。

3月18日、中2週で迎えた14戦目は、一般C1五 C2四（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（3戦0勝）。15頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

7月7日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた15戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、シルバーサドル賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

7月27日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2四五六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は達城龍次騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2三四（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

8月24日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2三四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で達城龍次騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり4着に終わった。

9月17日、中2週で迎えた19戦目は、文の京特別（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で達城龍次騎手（4戦0勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では電光石火の末脚を披露したが、5着に終わった。

5歳（2016年）

1月15日、約4か月の休養明けで迎えた20戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三十四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、抜け出したラリエットを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

2月25日、中5週で迎えた21戦目は、一般C2十二十三十四（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

3月16日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2十一十二（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

4月6日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2十十一（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2十十一十二（大井ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

5月17日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、一般C2十十一（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（5戦0勝）。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

6月9日、中2週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた26戦目は、一般C2九十（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は笹川翼騎手（4戦0勝）。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

6月30日、中2週で迎えた27戦目は、一般C2九十十一（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（5戦0勝）。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

7月15日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2十一十二（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（6戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のサッキープリノミスをクビ差振り切って久々に勝ち星を挙げた。

8月15日、中3週で迎えた29戦目は、一般C2七八（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（7戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2四五（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で笹川翼騎手（8戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に敗れた。

9月19日、中2週で迎えた31戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（大井ダート1200m 雨/重）に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に敗れた。

10月11日、中2週で迎えた32戦目は、一般C2七八（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は笹川翼騎手（9戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず7着に敗れた。

6歳（2017年）

1月27日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた33戦目は、一般C2十一十二（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（10戦1勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

2月17日、中2週で迎えた34戦目は、一般C2十二十三（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（11戦1勝）。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく11着に敗れた。

3月10日、中2週で迎えた35戦目は、一般C2十二十三十四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（12戦1勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。