セイウンヒロイン（2017年生、母メジロバーミューズ）

セイウンヒロイン（2017年3月16日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+女主人公」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスクリーンヒーロー（当時13歳）と交配したメジロバーミューズが16歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道虻田郡洞爺湖町、生産者はレイクヴィラファーム。主な勝ち鞍は2020年の3歳未勝利(未勝利牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、レイクヴィラファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、西山茂行によって2,160万円で落札された。

奥平雅士厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

12月8日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は508kg。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

3歳（2020年）

1月5日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

3月8日、中8週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大野拓弥騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を披露したが、4着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大野拓弥騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、5着に終わった。

5月10日、中6週で迎えた5戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 小雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、驚異的な末脚を弾けさせて、最後は2着のシェーンに1馬身1/4の差をつけて未勝利戦を制した。

7月18日、中9週で迎えた6戦目は、小林脩斗騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 曇/重）に49kgの軽斤量で出走。15頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

10月31日、約3か月半の休み明けで迎えた7戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

11月22日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は黛弘人騎手（1戦1勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

12月12日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（2戦1勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

4歳（2021年）

2月13日、中8週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は石川裕紀人騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい15着に終わった。