ウールーズ（2012年生、母リキサンキャロル）

ウールーズ（2012年4月21日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「幸せ（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のローレルゲレイロ（当時8歳）と交配したリキサンキャロルが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）村田牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方18戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2014年のフレッシュチャレンジ( 牝)。

経歴

デビュー前

林和弘厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2014年）

5月22日、デビュー戦は井上俊彦騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は438kg。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のブライトギャルをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

7月1日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、2歳地方重賞の栄冠賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦1勝）。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

8月6日、中4週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた3戦目は、2歳オープンのペリドット特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（2戦1勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

8月19日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた4戦目は、2歳オープンのターフチャレンジ3（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で井上俊彦騎手（3戦1勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

9月7日、中2週で迎えた5戦目は、2歳オープンのすずらん賞（札幌芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で井上俊彦騎手（4戦1勝）。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

10月25日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったワットプラケオに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

11月15日、中2週で迎えた7戦目は、2歳地方重賞の天山賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

11月29日、中1週で迎えた8戦目は、2歳地方重賞のカペラ賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

3歳（2015年）

5月13日、約5か月半の休養明けで迎えた9戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた10戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、抜け出したオシキャットを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

6月12日、中2週で迎えた11戦目は、森島貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

6月21日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、3歳以上500万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。

6月29日、連闘で馬体重を前走から7kg戻して迎えた13戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

7月19日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤友則騎手（3戦0勝）。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では決め手に欠いて13着に終わった。

7月29日、中0週で迎えた15戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤友則騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では印象的な伸び脚で急追したが、勝ったマルヨオリオンに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

8月12日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤友則騎手（5戦0勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、チェリーサイクロンにアタマ差交わされて2着となった。

9月16日、中4週で迎えた17戦目は、瀬川将輝騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り雨/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。

9月29日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で瀬川将輝騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた19戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で瀬川将輝騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。

10月26日、中0週で迎えた20戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で瀬川将輝騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

11月5日、中0週で迎えた21戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で瀬川将輝騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。