エボニーグローブ（1993年生、母Dusky Rosa）

エボニーグローブ（1993年9月14日）は、ニュージーランドで生まれた競走馬、種牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のGrosvenor（当時14歳）と交配したDusky Rosaが14歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地1戦0勝。1997年のマッキノンステークス(豪・G1)に勝利した他、1997年のオーストラリアンダービー(豪・G1)を制するなど、G1級競走2勝を含む重賞3勝を挙げた。

経歴

3歳（1997年）

3月1日、G1のカンタベリーギニーズ（オーストラリア・ローズヒル芝1800m）に出走。14頭立てのレースに臨んだ。8着に敗れた。

3月15日、S.ダイ騎手を鞍上に迎えて、3歳G1のローズヒルギニーズ（オーストラリア・ローズヒル芝2000m）に出走。11頭立てのレースに臨んだ。3着に終わった。

3月22日、G1のメルセデスクラシック（オーストラリア・ローズヒル芝2400m）に出走。14頭立てのレースに臨んだ。10着に敗れた。

3月29日、3歳G1のオーストラリアンダービー（オーストラリア・ロイヤルランドウィック芝2400m）に出走。鞍上はS.ダイ騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されてレースに臨んだ。最後は、2着のDanendriを短アタマ差制して初のG1タイトルを手に入れた。

4月5日、J.マーシャル騎手を鞍上に迎えて、G1のシドニーカップ（オーストラリア・ロイヤルランドウィック芝3200m）に出走。13頭立ての2番人気に推されてレースに臨んだ。3着に終わった。

4歳（1997年）

10月6日、G1のメトロポリタン（オーストラリア・ロイヤルランドウィック芝2600m）に出走。鞍上はS.ダイ騎手（2戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されてレースに臨んだ。4着に終わった。

10月18日、ハンデ戦のコーフィールドカップ（オーストラリア・コーフィールド芝2400m）に出走。18頭立てのレースに臨んだ。6着に終わった。

11月1日、G1のマッキノンステークス（オーストラリア・フレミントン芝2000m）に出走。鞍上はS.ダイ騎手（3戦1勝）。10頭立てのレースに臨んだ。最後は、2着のIstidaadに1馬身の差をつけて2つ目のG1タイトルをゲットした。

11月4日、G1のメルボルンカップ（オーストラリア・フレミントン芝3200m）に出走。鞍上は2戦連続でS.ダイ騎手（4戦2勝）。22頭立ての2番人気に推されて大外22番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月23日、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続でS.ダイ騎手（5戦2勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。