パラストリリー（1991年生、母パラストフリーオン）

Palast Lily

1991.05.31

パラストリリー（1991年5月31日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のタマモクロス（当時7歳）と交配したパラストフリーオンが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）マークリ牧場。戦績は、中央平地5戦0勝。

経歴

デビュー前

吉岡八郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1993年）

12月12日、デビュー戦は佐藤哲三騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は438kg。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

12月25日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（1戦0勝）。7頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

3歳（1994年）

8月13日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から28kg戻して迎えた3戦目は、日吉正和騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

9月3日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で日吉正和騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

9月17日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた5戦目は、4歳未勝利（中京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は佐藤哲三騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。