ビカムキング（2021年生、母Bugle）

Become King

2021.03.13

ビカムキング（2021年3月13日）は、アイルランドで生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「王になる」。毛色は鹿毛。種牡馬のKingman（当時10歳）と交配したBugleが10歳のときに産んだ仔が本馬である。主な勝ち鞍は2025年の細江純子☆来場記念(C2)。

経歴

デビュー前

藤原英昭厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

5月26日、デビュー戦は西塚洸二騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は498kg。17頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では見所を作れず13着に敗れた。

7月14日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で西塚洸二騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい9着に終わった。

8月24日、中5週で迎えた3戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、かなり緩いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて12着に敗れた。

4歳（2025年）

4月10日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から45kg増やして迎えた4戦目は、笹田知宏騎手を鞍上に迎えて、清荒神7ハロン（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、ムーンガーデンにクビ差交わされて2着に甘んじた。

5月1日、中2週で迎えた5戦目は、細江純子☆来場記念（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹田知宏騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るウルティモを鮮やかな末脚で半馬身差し切って初白星を挙げた。

5月22日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で笹田知宏騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったプロスペクトをクビ差捉え切れず2着に甘んじた。