ボックスオフィス（2021年生、母ベストピクチャー）

ボックスオフィス（2021年3月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「大受けの」。毛色は鹿毛。種牡馬のTalismanic（当時8歳）と交配したベストピクチャーが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。主な勝ち鞍は2024年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

吉村圭司厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

5月5日、デビュー戦は川又賢治騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は512kg。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川又賢治騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

7月6日、中6週で迎えた3戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

8月24日、中6週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では豪脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のメイショウコナンに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月16日、中2週で迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手（2戦1勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

11月30日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から20kg増やして迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は川又賢治騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川又賢治騎手（3戦0勝）。15頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のペンナヴェローチェをハナ差振り切って2勝目をマークした。

4歳（2025年）

1月25日、中5週で迎えた8戦目は、4歳以上2勝クラスの刈谷特別（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川又賢治騎手（4戦1勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

2月22日、中3週で迎えた9戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に敗れた。

3月29日、中4週で迎えた10戦目は、4歳以上2勝クラスの矢作川特別（中京ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は川又賢治騎手（5戦1勝）。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に敗れた。

8月2日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた11戦目は、3歳以上2勝クラスの日進特別（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川又賢治騎手（6戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

9月6日、中4週で迎えた12戦目は、3歳以上2勝クラスの出石特別（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川又賢治騎手（7戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。