プレシャスウィンド（2002年生、母フェイトスター）

プレシャスウィンド（2002年4月19日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はサラブレッド系で、毛色は鹿毛。種牡馬のエイシンサンディ（当時9歳）と交配したフェイトスターが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は平山牧場。戦績は、地方43戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2006年の4歳以上D9一。

経歴

デビュー前

1歳のとき、平山牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

屋敷和彦厩舎（西脇）へ入厩。

2歳（2004年）

9月22日、デビュー戦は三野孝徳騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 曇/稍重）に出走。馬体重は465kg。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

10月14日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、大山寿文騎手を鞍上に迎えて、2歳F42（園田ダート820m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したカワチオンドを捕まえ切れず、8馬身差の2着に敗北した。

11月2日、中2週で迎えた3戦目は、2歳F32（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で大山寿文騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた4戦目は、坂本和也騎手を鞍上に迎えて、2歳F31（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

12月14日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた5戦目は、2歳F41（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂本和也騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

3歳（2005年）

4月5日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg戻して迎えた6戦目は、松浦聡志騎手を鞍上に迎えて、3歳F61（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

4月19日、中1週で迎えた7戦目は、宮西晃宏騎手を鞍上に迎えて、3歳F51（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に敗れた。

5月10日、中2週で迎えた8戦目は、3歳F61（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松浦聡志騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

5月24日、中1週で迎えた9戦目は、3歳F61（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は三野孝徳騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた10戦目は、3歳F61（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた11戦目は、3歳F61（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は坂本和也騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた12戦目は、3歳F61（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂本和也騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず9着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた13戦目は、3歳F62（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂本和也騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、サワノボンバイエに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

8月2日、中1週で迎えた14戦目は、3歳F62（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂本和也騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた15戦目は、3歳F62（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂本和也騎手（6戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上D7-3（姫路ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は三野孝徳騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

9月13日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、3歳以上D7-3（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい7着に敗れた。

9月27日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた18戦目は、3歳以上D6三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三野孝徳騎手（5戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上D7二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で三野孝徳騎手（6戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

11月1日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上D9一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で三野孝徳騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上D7二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は坂本和也騎手（7戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず5着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上D8一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂本和也騎手（8戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く4着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上D9二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂本和也騎手（9戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

12月28日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上D8二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は三野孝徳騎手（8戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したタガノシャンハイを捕まえ切れず、約11馬身差の2着となった。

4歳（2006年）

1月11日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上D7二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手（9戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

2月7日、中3週で迎えた26戦目は、4歳以上D9一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で三野孝徳騎手（10戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

2月22日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上D9一（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で三野孝徳騎手（11戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のセカンドステージを3/4馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

3月7日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上D7一（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で三野孝徳騎手（12戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

4月5日、中3週で迎えた29戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D7二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上D7一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は三野孝徳騎手（13戦1勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上D5一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手（14戦1勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に敗れた。

5月23日、中2週で迎えた32戦目は、4歳以上D6一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で三野孝徳騎手（15戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上D5三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で三野孝徳騎手（16戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月9日、中8週で迎えた34戦目は、渡瀬和幸騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D5一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

8月24日、中1週で迎えた35戦目は、3歳以上D5二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡瀬和幸騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。

9月6日、中1週で迎えた36戦目は、3歳以上D6二（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で渡瀬和幸騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた37戦目は、3歳以上D5三（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡瀬和幸騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた38戦目は、3歳以上D5一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で渡瀬和幸騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた39戦目は、3歳以上D5一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で渡瀬和幸騎手（5戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた40戦目は、3歳以上D6二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた41戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D7一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

11月29日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた42戦目は、茶畑雄誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D6三（園田ダート1400m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず10着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた43戦目は、3歳以上D7一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は北野真弘騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず11着に終わった。