クインマーシャル（1984年生、母シヤダイレデイ）

クインマーシャル（1984年4月19日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーザンアンサー（当時18歳）と交配したシヤダイレデイが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）北斗牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方37戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は1988年の一般C4三。

経歴

デビュー前

大沢真厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1987年）

1月11日、デビュー戦は加用正騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に敗れた。

2月8日、中3週で迎えた2戦目は、桜井誠二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。先手を取り、非常に緩いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着を確保した。

2月22日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桜井誠二騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に敗れた。

5月23日、約3か月の休み明けで迎えた4戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/不良）に50kgの軽斤量で出走。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

7月4日、中5週で迎えた5戦目は、昆貢騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1200m 曇/重）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で昆貢騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず5着に終わった。

8月8日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（函館芝1200m 雨/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で昆貢騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に敗れた。

9月30日、中7週で迎えた8戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般D（札幌(地)ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のアンバーギヤルに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月7日、連闘で迎えた9戦目は、一般D（札幌(地)ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のアサヒウイングに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月20日、中1週で迎えた10戦目は、発寒特別（札幌(地)ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（2戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスターアイユウから2馬身半差の2着に敗北した。

10月27日、連闘で迎えた11戦目は、一般C（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で井上俊彦騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のホマレビューテーに3馬身の差をつけて3勝目を収める

11月4日、連闘で迎えた12戦目は、一般C（札幌(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で井上俊彦騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月11日、連闘で迎えた13戦目は、一般C（札幌(地)ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で井上俊彦騎手（5戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（1988年）

1月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた14戦目は、森勇騎手を鞍上に迎えて、一般C3四 C4四（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。12着に終わった。

2月22日、中3週で迎えた15戦目は、伊藤修騎手を鞍上に迎えて、一般C4四（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。12着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた16戦目は、一般C4五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤修騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた17戦目は、山桜特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤修騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月5日、中1週で迎えた18戦目は、一般C4五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤修騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。12着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた19戦目は、一般C4三（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で伊藤修騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた20戦目は、一般C4五（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で伊藤修騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。12着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた21戦目は、一般C4五（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で伊藤修騎手（6戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月9日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた22戦目は、一般C4五（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で伊藤修騎手（7戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったグリーンベレーから5馬身差の2着となった。

6月17日、連闘で迎えた23戦目は、真珠特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で伊藤修騎手（8戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月5日、中2週で迎えた24戦目は、せせらぎ特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で伊藤修騎手（9戦0勝）。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月14日、連闘で迎えた25戦目は、野口正宏騎手を鞍上に迎えて、一般C4六 D1一（船橋ダート1600m 雨/良）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。10着に敗れた。

8月3日、中2週で迎えた26戦目は、一般C4五（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は伊藤修騎手（10戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月31日、中3週で迎えた27戦目は、一般C4五（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤修騎手（11戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月10日、中0週で迎えた28戦目は、一般C4五（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤修騎手（12戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月19日、連闘で迎えた29戦目は、ムーンレディー特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤修騎手（13戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月29日、中0週で迎えた30戦目は、一般C4三（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で伊藤修騎手（14戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のケイシユウヤマトに3/4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月19日、中2週で迎えた31戦目は、鈴木信行騎手を鞍上に迎えて、平砂浦特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月7日、中2週で迎えた32戦目は、立冬特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は伊藤修騎手（15戦1勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月6日、中3週で迎えた33戦目は、今平弥騎手を鞍上に迎えて、一般B1（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月27日、中2週で迎えた34戦目は、梅山誠騎手を鞍上に迎えて、一般B1 B2（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（1989年）

1月23日、中3週で迎えた35戦目は、一般B1（足利ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で梅山誠騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた36戦目は、一般B1（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は今平弥騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた37戦目は、一般B1 B2（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は梅山誠騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月10日、中2週で迎えた38戦目は、一般B1（足利ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で梅山誠騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月27日、約3か月半の休養明けで迎えた39戦目は、勝賀瀬芳子騎手を鞍上に迎えて、あつもり草特別（足利ダート1400m 雨/不良）に出走。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月3日、連闘で迎えた40戦目は、一般B1 B2（宇都宮ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で勝賀瀬芳子騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月30日、中3週で迎えた41戦目は、一般B2 B3（足利ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で勝賀瀬芳子騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月19日、中2週で迎えた42戦目は、ダリア特別（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で勝賀瀬芳子騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月14日、中7週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた43戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた44戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、5歳以上A2 B1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。