ヨイチカトレア（1997年生、母ブレイブエース）

経歴

デビュー前

1歳のとき、一山育成牧場から「北海道6月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場され、加藤興一によって787.5万円で落札された。

3歳（2000年）

3月4日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。馬体重は448kg。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったケイアイリュージンに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

4月9日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武士沢友治騎手（2戦0勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では物凄い伸び脚で急追したが、勝ったエレガントヤングに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

9月24日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた4戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1000m 小雨/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のシングザファーストを半馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

10月21日、中3週で迎えた5戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく8着に敗れた。

11月19日、中3週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた6戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島ダート1000m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

12月17日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた7戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。逃げを打ち、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

4歳（2001年）

1月21日、中4週で迎えた8戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、伸びてきたアルカンフォルス決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

9月22日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が鈍り15着に敗れた。

10月6日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は武士沢友治騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて14着に敗れた。