バンダムビッグワン（1996年生、母アレキサンドラ）

バンダムビッグワン（1996年4月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のグルームダンサー（当時12歳）と交配したアレキサンドラが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）バンダム牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方16戦3勝2着3回。1999年の肥後菊賞ステップで3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

野元昭厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1998年）

11月8日、デビュー戦は野元昭嘉騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（福島芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に終わった。

12月6日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で野元昭嘉騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

12月13日、連闘で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野元昭嘉騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず10着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で野元昭嘉騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

3歳（1999年）

1月9日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で野元昭嘉騎手（4戦0勝）。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

6月13日、約5か月の休養明けで迎えた6戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で野元昭嘉騎手（5戦0勝）。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で野元昭嘉騎手（6戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

7月3日、連闘で迎えた8戦目は、4歳未勝利（阪神芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で野元昭嘉騎手（7戦0勝）。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では目立つような脚を使えず14着に終わった。

8月29日、中7週で迎えた9戦目は、山田寿雄騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったグローバルパレスからアタマ差の2着に甘んじた。

9月11日、中1週で迎えた10戦目は、中島裕明騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のロトハイネスに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月26日、中1週で迎えた11戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中島裕明騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のイブキセニョールに2馬身の差をつけて2勝目をマークした。

10月11日、中1週で迎えた12戦目は、3歳オープンの肥後菊賞ステップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中島裕明騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2000年）

3月11日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、岩本清隆騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 雨/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月26日、中1週で迎えた14戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩本清隆騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月9日、中1週で迎えた15戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩本清隆騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のユーホーエリカをクビ差制して優勝

5月5日、中3週で迎えた16戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山田寿雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったトキノアカツキから4馬身差の2着に敗北した。

5月21日、中1週で迎えた17戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田寿雄騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったタシロポピーから1馬身半差の2着となった。

11月14日、約6か月の休養明けで迎えた18戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田寿雄騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた19戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田寿雄騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月16日、中2週で迎えた20戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田寿雄騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

5歳（2001年）

1月2日、中1週で迎えた21戦目は、田中隆仁騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月27日、中7週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた22戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中隆仁騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月19日、中2週で迎えた23戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中隆仁騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月29日、中5週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた24戦目は、嶋崎公治騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 雨/重）に出走。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。